FXとは

FX(Foreign exchange)とは、「えふえっくす」と読みます。外国為替証拠金取引ともいいます。1998年の法改正でスタートしました。

 

為替相場、つまり、様々な通貨への投資です。

 

利益を得る2つの方法

利益を得る方法は、2つあります。

  1. 為替差益を得ること
  2. スワップ金利を得ること

為替差益を得る

 「1.為替差益を得る」とは、1ドル=100円で買っておき、1ドル=105円で売れば、5円(105円-100円)の為替差益を得ることができます。レートの価格差によって利益を得るのです。

 

スワップ金利を得る

 「2.スワップ金利を得る」とは、金利を貯めていくことです。FXにはスワップ金利という金利があります。スワップポイントというのが正確な呼び方らしいですが、最近は「スワップ金利」という言い方が定着しつつあります。銀行預金をしていると金利が付きますが、それに相当するのがスワップ金利です。

 

FXは、ゲーム性が高く、趣味として娯楽扱いしている人もいます。

もちろん、資産運用に役立てることもできます。

どちらを選ぶかは、本人次第です。

「FXは投機だ」と批判的な意見も見たことがあるかもしれません。しかし、それはFXを使う人間のやり方によって、「そうなる」こともある、というだけです。

金融庁もレバレッジ規制などの法整備を行い、投機性を低く保つように工夫しています。

 

FXは儲かるか

FXは儲かるか?と言われても答えようがありません。FXは投資ですから、絶対儲かるとは言えません。しかし絶対に儲からないわけでもありません。

 

いくつか特徴を説明しますので、儲かりそうかどうかは、ご自分で判断してください。

 

FXの最大の特徴は「レバレッジ」です。これによって少ない資金でも投資を行うことできます。10万円を入金するだけで最大250万円分の投資を行うことができます。

 

為替差損益は、1万通貨を取引している時、1円の変動で、1万円の利益または損失が発生します。

つまり10万円入金して1万通貨取引している場合、1円、有利に動けば1万円の利益になるのですね。これを10回達成すれば10万円になり資金は2倍です。この逆もあります。10回損をすれば、元本は全て無くなります。

 

これを自動売買(システムトレード)することができます。一度設定すればあとは、機械が自動売買を行っていきます。同じ時期の相場で、相場に合ったテクニカルを用いることができた場合、人間の判断で売買を行うよりも、自動売買(システムトレード)の方が儲かると言われています。しかし、システムですから、相場に合う時はいいけれど、それが外れていると上手くいきません。

 

スワップ金利を稼ぐ方法もあります。簡単に言うと外貨預金と同じことを行うのです。外貨を買えばスワップ金利が付きます。スワップ金利が高い時は年率10~20%も可能です。しかし、スワップ金利を支払う場合も起こり得ます。円高になると含み損も増えてしまいます。

 

FXの概要は以上ですが、リスクを負わないとリターンはありません。儲かることがある裏側には、損する可能性も必ず存在します。

 

FXは少額(1万円)取引できる

FXの最大の魅力は、1万円程度の少額取引ができると言うことです。これはレバレッジ効果と、通常では不可能な1万通貨単位で為替相場に参加できるからです。

 

1ドル=100円の時、米ドル円を1万通貨買う(買いポジションを建てる)には、100万円の資金が必要です。しかしFXの場合、25分の1の金額があれば、「買う」ことができます。つまり、1万通貨は4万円あればいいのです。

 

1000通貨単位で取引できるFX業者では、さらに10分の1になりますから、4000円あればいいということになります。

しかも、100通貨単位で取引できる「マネーパートナーズ 」もあります。ここなら400円から取引できることになります。

 

最近は、1000通貨単位でも手数料無料のFX口座もあります。

 

少額(1万円)取引の利点は、気軽にFXを試せるだけではありません。

複利運用でも、有利なのです。

少ない金額で、次のポジションを建てることができるので、わずかではありますが、お得に運用できるのです。

 

FXのレバレッジとは

レバレッジとは、10万円で100万円の取引ができるような取引ルールのことです。自分の投資金(元本)よりも多い金額を投資資金とすることができるのです。

 

FXでは、レバレッジ規制により2011年から最大25倍までに規制されます。

レバレッジ25倍とは、10万円の元本でも、250万円の投資ができることになります。

 

多くのFX業者では、約定レート×1万円×4%が、1万通貨あたりの取引証拠金となります。これはレバレッジ25倍ということです。

 

しかし、「レバレッジ」とは、このことを指すものではありません。

(約定レート×通貨量)÷元本 が、「レバレッジ」になります。

例えば、1ドル=80円の時、5万通貨買ったとします。元本は50万円です。この時のレバレッジは次のようになります。

80円×5万÷50万円=8

レバレッジは8倍です。

これを「実効レバレッジ」と呼ぶFX業者もあります。

そして、最大実効レバレッジは25倍になるのです。これ以上高いレバレッジをかけることはできません。

 

初心者はレバレッジを勘違いすることが多いので、デモトレードでしっかり理解してから始めましょう。

デモトレードのあるFX業者を選ぶということもFX初心者には大切です。

 

FXのスプレッドとは

スプレッドとは、売値と買値の差です。このスプレッドでFX業者は利益を上げることができるのです。

 

例えば、米ドル円の買値90.55円で売値が90.54円の場合を考えてみましょう。相場が1銭上昇すると、買値が90.56円、売値が90.55円になります。もし90.55円で買いポジションを持ったとすると、1銭上昇してやっとプラスマイナスゼロになります。

投資家にとっては、スプレッドが狭ければ狭いほど、利益を上げやすくなるのです。

 

滑る(スリッページ)とは

滑るとは、スリッページが発生することです。

スリッページとは、注文したレートと約定したレートの差をスリッページといいます。

 

例えば、100.00で注文をしたのに、100.05で約定した場合、0.05pipsの差があります。これをスリッページと呼んでいます。

 

本来の成行注文では、スリッページは存在しません。

何故なら、「いくら滑ってもいいですよ。とにかく約定してください」というのが、成行注文だからです。

 

しかし、注文を出す時に、レートを見せて、そのレートで約定するというタイプの成行注文(プライス注文、ストリーミング注文、マーケット注文など、業者によって呼び方は異なる)があります。

この場合、注文を出した時のレートと約定レートが異なる場合があります。これが滑り(スリッページ)です。

 

最近は、許容スリッページを設定するタイプが多いです。

例えば、2pipsに設定すれば、2pipsまでは滑る可能性があります。それ以上スリッページが発生する場合には約定しないという形になります。

ところが、設定以上に滑って約定するFX業者もあるようです。

 

許容スリッページの設定範囲は、FX業者によって様々です。

許容スリッページ設定がない業者は、基本的に(大きな)滑りはありません。約定力に自信のある業者です。

 

さて、このスリッページは、投資家にとって非常に迷惑なことではあります。

狙ったレートと違うレートで約定するわけですから。

特に、スキャルのような小利益を積み重ねる投資スタイルでは致命的な弱点です。

 

とはいえ、インターバンクのレートは、動いていますし、レートが常に飛んでいます。100.48の次は、100.49になるとは限りません。100.50に飛んでしまうことも、よく起こります。よって、スリッページが発生することは当たり前なことです。

 

ですから、多少のスリッページは投資家として許容しなくてはなりません。

 

しかし、スプレッドが狭い業者では、どうしてもスリッページが多くなってしまいます。

スプレッドに幅があることで、その範囲の中で約定できるのです。

ところが、低スプレッド業者は、その幅が極端に狭いので約定が難しいのです。そのため、約定拒否が起きやすくなり、約定速度が遅くその間に滑ることが多くなるなるのです。

 

約定力とは

約定とは、注文が成立することです。

約定力とは、「約定拒否」「約定速度」「滑り(スリッページ)」がどの程度であるか、ということです。

約定力が高いと言えば、「約定拒否が少なく」「約定が速く」「滑りが少ない」ことを指します。投資家にとって使いやすいFX業者であるということです。

 

矢野経済研究レポート※を見てみましょう。15社を調べた結果(注文回数200回)、2pips以上のスリッページがあったのは12社です。その中で、10%以上のスリッページ率があったのは9社。

スリッページ率50%を超えているFX業者が3社もあったのです。

一番ひどいのが、76.5%で、その業者のカタログスプレッドは0.5~07です。ここまでくると、4回に3回はスリッページが発生しています。まともな約定力とは言い難いレベルです。

 

同じく、約定拒否率も調べてあります。

それによると、やはり先の9社は、81%以下です。5回に1回は約定拒否しています。

最もひどかったFX業者は、約定率50%。2回に1回は約定拒否しています。

 

この9社は、1社がスプレッド2pips。8社が0~1pips。

 

低スプレッド業者は約定力が低いというのは、このデータからも、うかがい知ることができます。

 

約定力が低いということは、余計なコストを払っていることになります。

コスト = 手数料 + スプレッド + スリッページ

 

スプレッドが0.5pipsであっても、スリッページが2.0pipsであれば、2.5pipsのコストがかかっているわけです。

スプレッド2pipsで滑りがない業者と、どれくらいのスリッページになるか想像もつかない業者と、どちらが使いやすいのでしょうか。

 

今はまだ、カタログスプレッド(FX業者が宣伝するスプレッド)だけで判断している投資家が多いようです。

これから、ますます約定力の高さが問われるようになってくるでしょう。

 

MT4(メタトレーダー4)とは

MT4(メタトレーダー4)とは、とても有名で人気の高いFXプラットフォームの一つ。

チャートとして使用している人も多いです。

思ったより軽いので、パソコンの性能も、普通のもので十分利用できます。

 

MT4(メタトレーダー4)のもう一つの特徴としては、自動売買(システムトレード)ができるということです。

MT4(メタトレーダー4)での自動売買(システムトレード)に対応しているFX業者では、無料でダウンロードできるようになっています。

 

MT4(メタトレーダー4)で、自動売買(システムトレード)プログラムを作成し、それを実行することができます。この自動売買プログラムをEA(エキスパートアドバイザー)といいます。

 

EAを作成するには、プログラム言語を理解する必要があります。それなりに敷居が高いことは事実ですが、FOREX.com[MetaTrader4] のメタエディタープログラムはMQL4プログラミング言語を分かりやすく説明しています。

 

Macでは、対応していないFX業者も多いです。

その場合、ネットパソコン(お名前.com Windowsデスクトップ)を利用すれば大丈夫です。しかも、24時間完全自動売買が可能です。バックテストやEA作成用に利用することもできます。

 

VPS、ネットPCで24時間取引が楽々安心に!

自動売買(システムトレード、シストレ)でMT4などのEAを作動させ続けるには、自宅のパソコンの電源を入れっぱなしにしなくてはなりません。

完全自動売買の利点は24時間、取引の機会を逃がさないことが挙げられます。

ですから、なるべく24時間パソコンを作動させ続ける必要があります。

 

しかし、自動売買(システムトレード)専用のパソコン(PC)があればまだいいのですが、それ以外にも利用することが多いでしょう。

すると、パソコンが重くなったり、低性能のパソコンでは、フリーズする可能性すらあります。

そうなると、自動売買(システムトレード)自体に支障が出ることも考えられます。

 

そこで、よく利用されるのが、VPSと呼ばれるレンタルサーバーです。

VPSにMT4などのソフトをダウンロードして利用することができます。

 

自宅のパソコンの電源を入れっぱなしにする必要がなくなります。

自宅パソコンに関するトラブルが無くなり安心して、24時間の完全自動売買ができるのです。

 

しかも、バックテストなどパソコン負荷のかかることをVPSですることもでき、いろいろな用途にも利用できます。

 

特徴は、モバイルやMacOSからでも操作できることです。

旅行先からも操作できます。Windowsでしか作動しないソフトを、Macで利用することもできます。

そして、自動売買用に他のサーバー領域を排除、ほかのユーザーとの共有なし、で快適な環境を提供できるように配慮してあります。

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